製品情報

産業・医療用ガス一覧

メタンガス

性状

無色  
無臭  
ガス比重 0.56(空気=1 0℃、0.1013MPa)
分子量 16.04
ガス密度 0.72kg/m³(0℃、0.1013MPa)
沸点 -161.5℃
融点 -182.8℃
発火温度 537℃
爆発範囲 5~15%

製法

  • LNG(天然ガス)から分離精製します

用途

  • メタノール、アンモニア等の合成化学原料

供給形態

  • 一般的には、容器により流通、消費されています。
    容器集合装置を設置し、ガスを供給します。

安全及び保安

  • 可燃性ガスであるので漏洩、火気には十分注意すること

その他

[適用法規]

  • 高圧ガス保安法[第2条]
  • 消防法[第9条の2(貯蔵等の届出を要する物質40kg以上)]
  • 労働安全衛生法[施行令別表第1危険物(可燃性のガス)]

エチレンガス

性状

エチレンガス容器
エチレンガス容器
無色  
かすかな芳香臭
ガス比重 0.99(空気=1 0℃、0.1013MPa)
分子量 28.05
ガス密度 1.26kg/m³(0℃、0.1013MPa)
沸点 -103.7℃
融点 -169.2℃
発火温度 450℃
爆発範囲 2.7~36.0%

製法

  • 天然ガスより分離したエタン、プロパンの熱分解
  • 石油精製副生ガスの回収
  • 石油類(ナフサ、灯油、軽油、原油)の熱分解
  • コークス炉等より回収
  • エタノールの脱水

用途

  • 合成樹脂等の合成化学工業原料
  • バナナ等の果実成熟促進
  • 熱処理雰囲気ガス

供給形態

  • 一般的には、容器により流通、消費されています。
    容器集合装置を設置し、ガスを供給します。
  • 貯槽による液化エチレンでの供給(ローリーにて貯槽に補充)。

安全及び保安

  • エチレンは二重結合を持っているので化学反応を起こしやすいガスです。
  • 空気との混合ガスは弱い麻酔性があります。
  • 引火性が高いため漏洩、火気には十分注意してください。

その他

[適用法規]

  • 高圧ガス保安法[第2条]
  • 労働安全衛生法[施行令別表第1危険物(可燃性のガス)]

酸素(O2)

性状

LGC充填設備
LGC充填設備
無色、液化酸素は淡青色
無味無臭  
ガス比重 1.105(空気=1)
液比重 1.14(-183℃)
分子量 32
ガス密度 1.4289kg/m³(0℃、0.1013MPa)
沸点 -183℃
融点 -218.4℃
※1 地球上もっとも多く存在する元素(約50%)
※2 空気中に21%存在します
※3 支燃性、液体酸素は凍傷に注意

製法

  • 深冷空気分離
  • 酸素PSA
  • 膜分離

用途

圧縮酸素充填ライン
圧縮酸素充填ライン
医療用酸素充填架台
医療用酸素充填架台
電炉
  • 銑鉄を溶かした中に酸素を吹き込む事により酸素用超低温可搬式容器(内容量gas換算132Nm³/本)、液化酸素 (澄んだ水色)、銑鉄中の炭素や、その他の不純物を取り除きます。
パルプ漂白
  • 製紙工場に於いてパルプを漂白するのに塩素漂白とともに酸素による漂白が行われます。
    最近ではPSAプラントを製紙工場に設置しそこから酸素を供給する様になってきています。
溶接・溶断
  • 可燃性ガスと共に溶接・溶断作業を行う際に使用します。
医療用
  • 高気圧酸素治療装置
  • 在宅酸素療法用酸素
汚水処理
  • 汚水に酸素をバブリングすることで細菌の浄化処理能力を高め、汚水をきれいにします。
ロケット燃料
  • スペースシャトルや日本のH2Aロケット等に液体水素と共に燃料として使用されています。
食品
  • 活魚輸送等輸送用トラックの水槽は1匹ずつ仕切られており、身動き出来ないような状態になっています。
    海水を常に循環させてはおりますが、魚の量が多いため、このままでは酸欠になってしまいます。
    このため、トラックに載せた酸素ボンベから海水に酸素を供給しながら輸送します。
  • 肉の赤味保存(炭酸と酸素の混合ガスで使用)

供給形態

  • シームレス容器による高圧酸素での供給
  • カードル(シームレス容器を束ね集合させたもの)による高圧酸素での供給
  • 超低温可搬式容器(LGC)による液化酸素での供給
  • 超低温貯槽(CE)による液化酸素での供給
  • PSA(後述します)での酸素ガス供給
  • 膜分離(後述します)での酸素ガス供給
  • オンサイトプラント(工場内で空気分離により製造)での酸素ガス供給

安全及び保安

爆発性・引火性

酸素は支燃性ガスと呼ばれ、可燃性物質と激しく反応し燃焼又は爆発を起こします。
このため、酸素に油は絶対禁物です。

高圧ガス保安法第六十条(その他消費に係る技術上の基準)
第十号  酸素の消費する設備から5m以内においては、喫煙及び火気の使用を禁じ、かつ引火性又は発火性のものを置かないこと。
第十二号 酸素の消費設備には、その規模に応じて、適切な消火設備を適切な箇所に設けること。
第十五号 酸素の消費は、バルブ及び消費に使用する器具の石油類、油脂類その他可燃性の物を除去した後にすること。

酸欠

空気中の酸素濃度が少ないと、生命に重大な影響を与えます。
空気中酸素濃度
16%~12% 集中力低下、頭痛
11%前後  意識混濁
10%以下  一瞬で意識がなくなり6~8分で心停止

酸素中毒

空気中の酸素濃度が高い場合でも、生命に重大な影響を与えます。
高濃度酸素を摂取した場合、またはある程度高濃度の酸素を長期にわたって摂取し続けると、身体にさまざまな異状を発し最悪の場合は死に至る症状です。
高濃度酸素を摂取した場合、脳障害による口唇や手指のけいれん、嘔気などから甚だしい場合には、てんかん様のけいれんが短時間内に発生します。ある程度高濃度の酸素を長期にわたって摂取しつづけると、肺に炎症性変化を生じ、咳や呼吸困難などの症状が出現します。
特になどで空気又は混合ガスを用いた大深度潜水時に起こりやすくなります。

凍傷

超低温可搬式容器(LGC)や超低温貯槽(CE)を設置して液化酸素を使用する時は、液が直接体にかからないようにして下さい。凍傷になるおそれがあります。

高圧

シームレス容器内には非常に高圧のガスが充填されています。
容器弁の破損等により、高圧ガスが噴出すると、容器が飛ぶ可能性があります。
転倒させるなど粗雑に扱わないようにして下さい。

その他

[適用法規]

  • 高圧ガス保安法[第2条]

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